ドラム式洗濯乾燥機を検討している方の中には、「BD-SX120JLとBD-SV120JLの違いは何?」と気になっている人も多いですよね。
どちらも日立の人気モデルですが、乾燥方式や消費電力など、いくつかの主な違いがあります。
「何が違うのか」をしっかり理解することで、自分にぴったりの洗濯機を選ぶことができますよ。
この記事では、BD-SX120JLとBD-SV120JLの比較をわかりやすく解説し、どちらがいいのか悩んだら参考にできるポイントも紹介します。
さらに、違いを簡単に把握できる比較表も用意しました。
洗濯機選びで迷っている方は、ぜひ最後まで読んで検討してみてください!
- 乾燥方式の違い:BD-SX120JLはヒートポンプ式、BD-SV120JLはヒーター式
- 電気代とコスト:BD-SX120JLは省エネ、BD-SV120JLは本体価格が安い
- メンテナンス性:BD-SX120JLは乾燥経路自動おそうじ機能あり
- どちらを選ぶべきか:電気代重視ならBD-SX120JL、価格重視ならBD-SV120JL
▼電気代を抑えたい人やメンテナンスの手間を減らしたい人はBD-SX120JL

▼本体価格を抑えたい人や素早く乾燥させたい人はBD-SV120JL

BD-SX120JLとBD-SV120JLの違いは?

BD-SX120JLとBD-SV120JLの違いをわかりやすく表で比較しますね!
項目 | BD-SX120JL | BD-SV120JL |
---|---|---|
洗濯容量 | 12kg | 12kg |
乾燥容量 | 6kg | 6kg |
乾燥方式 | ヒートポンプ式 | ヒーター式 |
電気代(洗濯乾燥時) | 約26.5円(980Wh) | 約42.4円(1570Wh) |
洗濯時の消費電力 | 180W | 140W |
乾燥フィルター | なし(らくメンテ対応) | なし(らくメンテ対応) |
乾燥経路自動おそうじ | あり | なし |
洗浄機能 | ナイアガラ洗浄 | ナイアガラ洗浄 |
液体洗剤・柔軟剤自動投入 | あり | あり |
スマホ連携 | あり | あり |
本体幅 | 60cm | 60cm |
価格(目安) | 約25万円 | 約18万円 |
メリット | 省エネ・電気代が安い・衣類が傷みにくい | 乾燥が早い・本体価格が安い |
デメリット | 本体価格が高め・乾燥時間がやや長い | 電気代が高め・メンテナンスが必要 |
- BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い①乾燥方式
- BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い②消費電力
- BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い③お手入れのしやすさ
- BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い④価格
BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い①乾燥方式
最も大きな違いは乾燥方式です。
BD-SX120JLはヒートポンプ式、BD-SV120JLはヒーター式を採用しています。
ヒートポンプ式は低温で効率よく乾燥できるため、衣類の傷みが少なく、電気代も抑えられるのが特徴です。
一方で、ヒーター式は高温でしっかり乾燥するため、短時間でカラッと仕上がるメリットがあります。
電気代を抑えたいならBD-SX120JL、乾燥の仕上がりや価格の安さを優先するならBD-SV120JLがおすすめですよ。
機種 | 乾燥方式 | メリット | デメリット |
---|---|---|---|
BD-SX120JL | ヒートポンプ式 | 省エネ・衣類の傷みが少ない | 乾燥に時間がかかる |
BD-SV120JL | ヒーター式 | 短時間で乾燥できる・価格が安い | 電気代が高め・衣類の傷みやすさ |
BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い②消費電力
洗濯時の消費電力にも違いがあります。
BD-SX120JLは180W、BD-SV120JLは140Wと、BD-SV120JLのほうがやや省電力です。
ただし、乾燥まで使用する場合は話が変わります。
BD-SX120JLはヒートポンプ式のため、洗濯乾燥時の消費電力量は980Whと抑えられますが、BD-SV120JLはヒーター式のため1570Whと約1.6倍になります。
そのため、電気代を抑えたい場合はBD-SX120JLが圧倒的に有利です。
機種 | 洗濯時消費電力 | 洗濯乾燥時消費電力 |
---|---|---|
BD-SX120JL | 180W | 980Wh |
BD-SV120JL | 140W | 1570Wh |
「洗濯だけならBD-SV120JLが低コストだけど、乾燥まで使うならBD-SX120JLのほうが省エネ」
ということをしっかり覚えておきましょう。
BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い③お手入れのしやすさ
乾燥時の手入れのしやすさにも違いがあります。
どちらも「らくメンテ」を採用し、乾燥フィルターが不要になっていますが、構造の違いからメンテナンスの手間が異なります。
BD-SX120JLは乾燥経路自動おそうじ機能がついており、乾燥経路に溜まるホコリを自動で洗い流してくれます。
一方、BD-SV120JLはこの機能がなく、排水フィルターの掃除が重要になります。
そのため、より手入れが楽なのはBD-SX120JLといえるでしょう。
機種 | 乾燥フィルター | 乾燥経路自動おそうじ機能 | 手入れのしやすさ |
---|---|---|---|
BD-SX120JL | なし | あり | 楽 |
BD-SV120JL | なし | なし | こまめな掃除が必要 |
ホコリ掃除の手間を減らしたい人にはBD-SX120JLがおすすめですよ!
BD-SX120JLとBD-SV120JLの違い④価格
価格の違いも重要なポイントです。
BD-SX120JLは最新技術を採用している分、価格が約25万円前後ですが、BD-SV120JLは約18万円前後で購入できます。
約7万円の価格差がありますが、長期的なコストを考えるとどうでしょうか?
電気代やメンテナンスの手間を考慮すると、BD-SX120JLの方がトータルコストは抑えられる可能性があります。
機種 | 価格(目安) | 長期コスト |
---|---|---|
BD-SX120JL | 約25万円 | 電気代が安く、メンテナンスも楽 |
BD-SV120JL | 約18万円 | 本体価格は安いが、電気代や掃除の手間が増える |
初期費用を抑えたいならBD-SV120JL、
長期的にコスパを重視するならBD-SX120JLが有利ですよ。
どちらを選ぶかは、初期費用とランニングコストのバランスをどう考えるかによりますね!
BD-SX120JLとBD-SV120JLの共通点は?

BD-SX120JLとBD-SV120JLの共通点をまとめました。
- 共通点①洗濯・乾燥容量が同じ
- 共通点②乾燥フィルターレスの「らくメンテ」対応
- 共通点③「ナイアガラ洗浄」搭載で強力洗浄
- 共通点④液体洗剤・柔軟剤の「自動投入」機能
1つずつ詳しく紹介していきますね。
共通点①洗濯・乾燥容量が同じ
BD-SX120JLとBD-SV120JLはどちらも洗濯12kg・乾燥6kgの大容量モデルです。
これだけの容量があれば、4〜5人家族でも余裕を持って使えるので、まとめ洗い派の人にもぴったりですね。
特にシーツや毛布のような大きな洗濯物も、コインランドリーに行かずに自宅で洗えるのは大きなメリットです。
また、洗濯機の幅はどちらも60cmなので、日本の一般的な住宅事情を考えても設置しやすいサイズ感になっていますよ。
機種 | 洗濯容量 | 乾燥容量 | 本体幅 |
---|---|---|---|
BD-SX120JL | 12kg | 6kg | 60cm |
BD-SV120JL | 12kg | 6kg | 60cm |
共通点②乾燥フィルターレスの「らくメンテ」対応
どちらのモデルも乾燥フィルターが不要な「らくメンテ」機能を搭載しています。
これまでは毎回の乾燥後にフィルターを掃除する必要がありましたが、ホコリや糸くずを自動で集める機能があるので、手入れは約1ヶ月に1回でOKなんです。
この機能があることで、忙しい人でも気軽に乾燥機能を使えますよね。
ただし、ホコリが排水フィルター側に集まるため、フィルターの詰まりには注意が必要。
1ヶ月に1回の掃除は必須なので、忘れずにお手入れしましょう!
機種 | 乾燥フィルター | 手入れ頻度 |
---|---|---|
BD-SX120JL | なし(らくメンテ対応) | 約1ヶ月に1回 |
BD-SV120JL | なし(らくメンテ対応) | 約1ヶ月に1回 |
共通点③「ナイアガラ洗浄」搭載で強力洗浄
両機種ともに、日立独自の「ナイアガラ洗浄」を搭載しています。
これは、大流量の「ナイアガラ循環シャワー」と「押し洗い」「たたき洗い」「もみ洗い」の組み合わせで、少ない水量でもしっかり汚れを落とす仕組みです。
たとえば、食べこぼしのシミや泥汚れなど、普通の洗濯機では落としにくい汚れもしっかり洗浄できます。
また、節水性能にも優れているので、水道代を抑えながら汚れをしっかり落とせるのが魅力ですね。
特に、小さな子どもがいる家庭や、スポーツをする家族には嬉しい機能です!
機種 | 洗浄機能 | 節水性能 |
---|---|---|
BD-SX120JL | ナイアガラ洗浄 | あり |
BD-SV120JL | ナイアガラ洗浄 | あり |
共通点④液体洗剤・柔軟剤の「自動投入」機能
どちらも液体洗剤と柔軟剤の自動投入機能を搭載しています。
従来の洗濯機では毎回計量して洗剤を入れる必要がありましたが、タンクにまとめて入れておけば、自動で適量を投入してくれるので、とても便利ですよね。
洗剤の入れすぎや不足がなくなるので、衣類の仕上がりが安定するのも大きなメリットです。
また、スマホアプリと連携すれば、洗剤が減ったタイミングでお知らせしてくれるので、補充のタイミングも分かりやすいですよ。
この機能があることで、毎日の洗濯がより手間いらずになるのは間違いなしです!
機種 | 洗剤・柔軟剤自動投入 | スマホ連携 |
---|---|---|
BD-SX120JL | あり | あり |
BD-SV120JL | あり | あり |
BD-SX120JLがおすすめな方

BD-SX120JLは、電気代を抑えたい人や、メンテナンスの手間を減らしたい人に向いています。
ヒートポンプ式の乾燥機能を搭載しているため、乾燥時の電気代がヒーター式に比べて大幅に安いのが魅力です。
また、乾燥経路自動おそうじ機能があるので、ホコリ詰まりのリスクが低く、掃除の手間が減るのもポイントですね。
さらに、衣類にやさしい低温乾燥なので、お気に入りの服を長持ちさせたい人にもぴったり。
本体価格はやや高めですが、長期的に見ればコストパフォーマンスの高い選択になりますよ!
おすすめな方 | 理由 |
---|---|
電気代を抑えたい人 | ヒートポンプ式で省エネ乾燥が可能 |
こまめな掃除が面倒な人 | 乾燥経路自動おそうじ機能付きで楽 |
衣類を大切にしたい人 | 低温乾燥で縮みや傷みを抑えられる |
長期的なコスパを重視する人 | 本体価格は高めだが、電気代で回収できる |
▼BD-SX120JLを画像付きで詳しく見てみる

BD-SV120JLがおすすめな方

BD-SV120JLは、本体価格を抑えたい人や、素早く乾燥させたい人に向いています。
ヒーター式乾燥を採用しているため、乾燥時間が短く、カラッと仕上がるのが特徴です。
そのため、洗濯後すぐに衣類を使いたい人や、忙しくて乾燥に時間をかけたくない人におすすめですよ。
また、初期費用をできるだけ抑えたい人にも最適。
ヒートポンプ式よりも価格が約7万円安いので、初期コストを重視するならこちらの方が有利です。
ただし、電気代はやや高めなので、短期的な節約を優先するか、長期的なコスパを考えるかで選びましょう!
おすすめな方 | 理由 |
---|---|
初期費用を抑えたい人 | ヒートポンプ式より本体価格が安い |
乾燥時間を短縮したい人 | ヒーター式で短時間乾燥が可能 |
しっかり乾燥させたい人 | 高温乾燥でカラッと仕上がる |
短期的なコストを優先したい人 | 電気代は高めだが、本体価格が安い |
どちらも優れた洗濯乾燥機ですが、選び方のポイントは「電気代 vs 乾燥時間」「初期コスト vs 長期コスト」になりますね!
▼BD-SV120JLを画像付きで詳しく見てみる

BD-SX120JLとBD-SV120JLの違いまとめ
記事の内容をまとめたので、現在の状況に適した方を選んでみてください。
- BD-SX120JLとBD-SV120JLの主な違いは乾燥方式にある
- BD-SX120JLはヒートポンプ式で省エネ、BD-SV120JLはヒーター式で短時間乾燥が可能
- BD-SX120JLの方が電気代が安いが、本体価格は高め
- BD-SV120JLは本体価格が安いが、乾燥時の電気代は高くなる
- BD-SX120JLには乾燥経路自動おそうじ機能があり、メンテナンスが楽
- BD-SV120JLには乾燥経路自動おそうじ機能がなく、こまめな掃除が必要
- 両機種ともに洗濯容量12kg・乾燥容量6kgで、大容量に対応
- ナイアガラ洗浄を搭載し、少ない水量でしっかり汚れを落とせる
- 液体洗剤・柔軟剤の自動投入機能を搭載し、毎回の計量が不要
- スマホ連携に対応し、運転状況の確認や洗剤残量のお知らせが可能
▼電気代を抑えたい人やメンテナンスの手間を減らしたい人はBD-SX120JL

▼本体価格を抑えたい人や素早く乾燥させたい人はBD-SV120JL
